〔2007年 招待作家のご紹介〕 木村翼沙氏と千々岩修氏
来年春の尖展に招待作家として、二名の作家が出展いたします。
メンバーとしてではなく、今期だけのゲスト出展です。
メンバーと招待作家、お互いに刺激し合え 精進できればと考えております。
〔 木村翼沙 / KIMURA TSUBASA 〕書家/詩人
日本画の展覧会になぜ書家の私が選ばれたのか?
正直、最初は戸惑った。
だけど、「尖」の結成主旨文を読んで、どうしようもなく全くその通りなのだと叫びたくなった。
日本画の枠にとらわれない「尖」と、「書」だけにくくられたくなかった私。
それが、同じ空間でどう影響し合うのだろう。そして、それは今後どんな展開をしていくのだろう。
「尖」のメンバーの方々に出会えて私は本当に嬉しい。
私はこの展覧会が楽しみで楽しみで仕方がない。
「尖」の皆様にご迷惑おかけしないように頑張ってくらいついていきます。
まだまだ未熟な私ですが、どうぞよろしくお願い致します。 木村翼沙
〔Profile〕
WebSite
幼少より書を学び、大学時代より本格的に書活動を始める。京都教育大大学院において墨蹟の書法の研究を行い、また多数の作品制作を行う。讀賣書法展等、入賞入選多数。
伝統書を主に学びながら、様々な書の表現を模索し、大学院修了後は、団体に属さず活動する。
略歴
1978 大阪府生まれ
2001 龍谷大学文学部仏教文化専攻卒業
2003 京都教育大学大学院美術教育専修書道修了
グループ展
1998~2002 讀賣書法展入選(京都市美術館・みやこめっせ)
1998 現創会書法展特選(京都市美術館)
1999 現創会書法展特選若葉賞(京都市美術館)
2000 中国黒龍江省篆刻芸術展特別賞(中国黒龍江省美術館)
2001 全日本高校・大学書道展書道展賞(大阪府立美術館)
2001 中国黒龍江省国際現代書法展入選(中国黒龍江省美術館)
2001 「girls in black」アートスペースプチトール884(京都)
2005 「藝術家の線展」石田大成社ホール(京都)
2005 「京のうちわ展」文椿ビルヂング(京都)
2005 「お正月de掛け軸」ギャラリーはねうさぎ(京都)
2006 「RIPPLE -相互作用-」with WAA 石田大成社ホール(京都)
2006 上海アート2006(中国・上海)
2006 「第27回国際インパクトアートフェスティバル」(京都市美術館)
2006 「第15回 WORK 3000」KEY gallery(東京)
2006 「ART de Collector Exhibition」ギャラリーはねうさぎ(京都)
個展
2005 「Crowd」新風館3Fトランスジャンル(京都)
2005 「After the Crowd」ギャラリーはねうさぎ(京都)
2005 「,and crowd lost.」ギャラリー蔵(SHIPS MEN'S KYOTO店内併設)
同時企画SHIPS MEN'S KYOTO店店内演出
2006 「Crowded 1/3」 ギャラリーはねうさぎ(京都)
2006 「Crowded 1/3 high」 海岸通りギャラリーCASO(大阪)
2006 「Crowded 2/3」 石田大成社ホール(京都)
2006 「Crowded 3/3」 ギャラリかのこ(大阪)
2006 「木村翼沙書展」アートギャラリー作家さん(大阪)
その他
2005 四条京町家ワークショップ「自由に書を!~町家で楽しむ毛筆書~」
2005 京都リビング新聞 特集「墨のアートで個性派年賀状」(2005.12.10)
2006 木村翼沙書道講座開講
2006 京都妙心寺塔頭隣華院平成大修理木札看板書
2006 第1回伊丹市蔵富都タウンミュージアム展示招待出品(伊丹)
〔 千々岩 修 / CHIJIIWA OSAMU 〕
自主的に毎年、そして12回も、そのうえ大作中心に続けられているグループ展、 東京でそのような展覧会を私は知らない。
一人一人がまっすぐ、全力で制作されているのに魅力と凄さを感じました。
尖展の一員としてお誘いいただき、発表できることが楽しみでなりません。 千々岩 修
〔Profile〕
WebSite
1971 熊本県熊本市に生まれる
1994 東京セントラル美術館日本画大賞展
1995 川端龍子賞展
多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
1996 三渓日本画賞展 優秀賞受賞
佐藤国際文化育英財団第五回奨学生美術展(佐藤美術館)
第1回東京日本画新鋭選抜展(大三島美術館)
1997 多摩美術大学 大学院美術研究科修了
第14回山種美術館賞展
グループ展 絵画出発1997(麻布工芸美術館)
第1回奄美日本画大賞展
1998 花と緑自然を描く展出品(佐藤美術館)
第2回東京日本画新鋭選抜展 奨励賞受賞(大三島美術館)
1999 第5回美の予感展(日本橋高島屋・横浜・大阪・京都)
グループ展 メチエの未知へ(O美術館)
個展(佐藤美術館)
第1回トリエンナーレ豊橋−明日の日本画を求めて−
2000 両洋の眼展(日本橋三越 他)
グループ展 メチエの未知へ(東京銀座画廊)
2001 新世紀をひらく美展 現代日本画・洋画新鋭作家展
(日本橋高島屋・横浜・大阪・京都)
第3回東京日本画新鋭選抜展出品(大三島美術館)
個展(ぎゃらりぃ朋)
グループ展 メチエの未知へ(アートスペース羅針盤)
2002 10周年記念美術展(佐藤美術館)
個展(アートスペース羅針盤)
グループ展 歴展(銀座プリミエール)
第2回トリエンナーレ豊橋−星野眞吾賞展−
2003 両洋の眼展(日本橋三越 他)
個展(GINZA TANAKA)
第12回奨学生美術展 招待作家(佐藤美術館)
個展(ぎゃらりぃ朋)
グループ展 歴展(GINZA TANAKA)
2004 自然の情景(平野美術館)
個展(東邦アート)
2005 グループ展 新世紀の顔・貌・KAO-30人の自画像-2005(ギャラリーアンファン他)
グループ展 CONTEMPORARY ART-色彩の饗宴-(井上画廊)
両洋の眼展(日本橋三越 他)
VOCA展(上野の森美術館)
個展(アートスペース羅針盤)
2006 両洋の眼展(日本橋三越 他)
「絵画」は「絵画」を超えて展(ギャラリーなつか)
グループ展 啐啄展-sottaku-(画廊宮坂)
個展(東邦アート)
熊本力の現在 アルス・クマモト(熊本市現代美術館)
2007 両洋の眼展(日本橋三越 他)
Public collection 平野美術館・佐藤美術館・大三島美術館